はたママ研究所は、働きたいママ・働くママに役立つ情報を提供しています。

スーパーのレジ。

こんにちは、ゆりこと申します。2月からスーパーでレジのパート勤務を始めました。

実は私、結婚してから、11年近く専業主婦をしていました。そんなに長くいったい何をしていたのかと問われると、返す言葉もないのですが、その間、次々と娘が3人生まれたり、家を購入して引っ越したり、夫の両親との同居が始まったりと、なかなかスリリングであきない一回りでした。

また、パッチワークやパソコン等の習い事、パソコンを利用したボランティア等もさせていただき、私なりに充実していたかなあと思っています。そんなのんびりした私ですが、さすがにそんな生活にも飽きまして、この度の就職となったわけです。

最初からレジ希望だったわけではありません。独身時代は銀行に勤務しており、今は派遣会社にも登録していました。派遣会社のお話では「銀行の求人募集は結構あるけれど、時間は9時-5時がほとんどです。」というお話でした。


また、近所の地方銀行にもパート募集の張り紙を見つけましたので、そのうちアタックする予定でした。

ではなぜ、「スーパーのレジのお仕事」を始めたのでしょうか?、
その大きな理由は、勤務地と勤務時間、そして会社の姿勢でした。

 ★勤務地 家から車で5分
 ★勤務時間 3.5時間
 ★会社の姿勢 パートでも産休、育休が取れる等、女性が働きやすい

勤務地に関しては、長く続けるため、特に子どもが小さいうちはとにかく近くで働きたかったのです。同じ理由で、最初はとにかく短時間から始められるのがベストと思っていました。

会社の姿勢は、採用面接の時に丁寧に説明していただきました。例えば、産休や育休などの制度がきちんとしていること。社会保険への加入。また、パートでも賞与がありますし、当然一定期間が過ぎると有給休暇もあります。

産休や育児休暇はとる予定はありませんが、女性が多く働く職場は、やはり環境が整っていると感じました。私は1日3.5時間勤務なので、夫の扶養範囲内での働き方になりますが、7時間勤務の人は社会保険や年金加入が必須です。

またレジ担当には資格制度があり、パートにも適用されて、手当てがあります。パートと気軽に考えていたのですが、社員と同様の責任も担わされるようでした。

また、従業員であると共に、お客様であるという考えで、店長は私たちに、とても丁寧に接してくれます。確かに、地元で採用しているのですから、従業員の評判が良ければ、店全体のイメージもあがりますよね。

ただ、流通業やサービス業で働く場合、一番ネックになるのが休日ですね。
当然、採用面接の時に、日曜祝日は働けるか否かを聞かれました。
私も最初ちょっと躊躇しましたが、その分平日に休めるから、学校、幼稚園の行事に参加しやすいじゃないかと発想の転換をしました。月に8~9日の休日ですので、今のところうまく回っています。3.5時間勤務なので、日曜祝日でも半日は空いていますし。

ところでレジのお仕事って誰でもできると思われていませんか? 
実を言うと、私は最初そう思っていました。でも実際に自分が始めてみると、毎日変わる金額のチェック、金銭の授受。それをすごいスピードで、しかも笑顔でこなすのははっきり言って職人技です。新米レジ実習生は冷や汗をかきつつ、がんばっています。でも、この緊張感が心地良いのです。

こんな感じで最初の1歩を踏み出したところです。
新しいことを始めるのは楽しいですよ。迷っている方は、とにかくチャレンジしてみることをお勧めいたします。

****************
ゆりこ プロフィール
37歳。結婚11年目。小学生2人、幼稚園1人の三人娘の母。夫の両親と同居。
この度、結婚後11年近く続いた専業主婦歴に、終止符を打ちました。

===================================

Emabuです。ゆりこさん、レポートありがとうございました。
パートだからと思いがちなのですが、パートもきちんとした労働者であることには間違いありません。有給休暇や産休制度など正社員と同様に取得する権利はあります。しかし、それが実際に実行できるかと言うのは別物で毎日来ているわけではないから、有給がとりにくい。短時間で有給の請求がしにくいというのが本音ではないでしょうか?

しかし、現在の日本ではコンビニ、ファミレス、スーパー、工場などなんと活躍の場が多いことでしょう?日本の経済を支えているのはこのパートの方たちであると言っても過言でないと思います。