vol.221-子育てママ限定のパン教室"ケセラセラ"
「今は息子との距離感を大事にできる仕事をしよう!」と
始めた「子育てママ限定のパン教室"ケセラセラ"」
片山智香子さん
今回は、子育てママ限定のパン教室"ケセラセラ"を運営されている片山智香子さんの紹介です。
最近、ママの働き方にはいろいろあるなあとつくづく女性の選択肢の多さを感じます。今回ご紹介する片山さんも教室を開くきっかけは、出産、子育てによるもの・・・
でも、素晴らしい転機になったのではないかとおもいます。
私がインタビューする感じで、お答えいただきました。(^^)b
「>>>」のしるしが質問です。
>>>自己紹介をお願いします。
横浜市鶴見区在住。現在は夫と4歳になる息子と3人暮らしです。
2006年に自宅にて、「子育てママ限定のパン教室"ケセラセラ"」を開講し、MAX3名までという少人数、すべて単発レッスンというスタイルにて運営しています。この2年半で生徒数は150名を超えました。現在は幼稚園(年中)に通う子供のママです。
>>>現在に至るまでのお仕事を教えてださい。
新卒で入った会社は財閥系メーカーの事務職でした。
そこで貿易実務の仕事をしながら7年働きました。しかし、結婚を機に退職。その後は派遣として外資系メーカーや新聞社などで働いておりました。しかし、通勤に時間がかかること、初産であることなどを考えて、大事をとり、妊娠と同時に派遣の仕事を退職いたしました。
現在の仕事を始める直接のきっかけは、息子の2回の入院です。
パンのインストラクターの資格は結婚する前に通っていた料理教室で取得しておりましたが、当時は、実際にその資格を生かすことは考えておりませんでした。そして、息子が1歳半くらいの時に、再び、派遣で働き始めたのですが、息子にとって、母親が働きだすと言うのは衝撃的だったのだと思います。
保育園に馴染めず、続けざまに2回も入院するになりました。
それ以来、「今は息子との距離感を大事にできる仕事をしよう!」と自宅でできる現在の仕事を始めました。
だから、現在の仕事は、必要にせまられて考え出したという感じです。
今の自分のポジション(子育て中である)が最大限に生かせる仕事をしたかったので、子育てママ限定のパン教室を開講しました。
>>>教室運営で、工夫されたこと、困ったことを教えてください。
工夫したところは、ボウル一つでこねあげる手法を取り入れたことです。
私がインストラクターの資格を取得した教室ではこね台を使って、こねあげる手法だったのですが、これ実際に自分の家でやってみるかというと重いこね台を出すのも洗うのも面倒くさくって結局作らないこと多かったんです。
ということで、何かと忙しい子育て中のママでも作りやすく、片付けやすいボウル一つでこねあげる手法を取り入れました。
レッスンにきてくださる生徒さんには、
「えぇ!ボウル一つでできるんだ!」と
おっしゃる方が多く、目から鱗のようです(笑)
困ったことは、やはり息子が病気になってしまう時です。
いつもは息子が幼稚園に通っている間にレッスンをしているのですが、そこは4歳児なので普通に風邪などをもらってきます。生徒さんのご都合でキャンセルになることはいたしかたありませんが、私の都合(息子が病気)でレッスンを中止にすることはできないので、息子が咳などし始めた頃から、近所に住んでいる義母にレッスン日を連絡し、一応スケジュールをあけておいてもらえるようにお願いしています。
>>>子育てと仕事の両立で気をつけていることは何ですか?
プライオリティーがどこにあるのか!!ということを忘れないようにしています。私の場合は、プライオリティーは息子にあります。毎回、ステップアップする時、今後のことを考える時に息子との距離感を頭にいれながら、今の私にそれは必要なことなのか?ということを自問自答しています。
>>>最後にこの仕事を選んでよかったと思えることを教えてください。
これはなんと言っても、やりがいです!!
自分で考え、自分で実践してみて結果がでた時の喜びは、なにものにも変えがたいです。また、この仕事を始めたことにより今まででは考えられない多くの方とお知り合いになれたことも財産です。
必要にせまられて始めたこの仕事ですが、やってみて本当によかったと思っています。
▼いつレッスンはあるの?など、スケジュールを知りたい方は→
子育てママを元気にしたい!
片山智香子の「人生ケセラセラといきまっしょ」
ブログ http://ameblo.jp/breadqueserasera
▼どんなパンが作れるの?など、レッスン概要を知りたい方は→
子育てママのためのサロン的パン教室"ケセラセラ"
http://www.maroon.dti.ne.jp/breadqueserasera/index.html
▼その他、お問い合わせ先
breadqueserasera@yahoo.co.jp
=えまぶより
片山様、インタビューにお答えいただきありがとうございました。
メールを拝見するだけでも、元気をいただける内容で、まさしく、「子育てママを元気にしたい!」という気持ちが伝わります。
ホームページを拝見し、実際に教えていただくパンを見ると、本当に美味しそうなパンですよね!(^^)b
▼レッスンパン
http://www.maroon.dti.ne.jp/breadqueserasera/sub2.html
このパンができるようになるんだ!と思えると、またまた、元気に
なれそうな気がしました。おまけに、ボール一つで~(・0・)b
私も以前、パン作りに挑戦したことがありましたが、確かにこね台で作ると、粉は飛び散るし、広い場所はいるし、大変だったなあと思い出しました。
レッスンに参加したい方はもちろん、パン教室や料理教室を考えている方もご相談にのっていただけるようです。お問い合わせしてみてください。